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数学ガール【結城浩】

  • 2008/08/12(火) 00:23:55

数学ガール
結城 浩 著
ソフトバンククリエイティブ(2007年)

小針あき宏著『確率・統計入門』という本を同級生に見せてもらい、これが変な問題ばかりで(飲み屋からドブにはまらず家に帰り着ける確率を求めるとか)面白く、この著者についてなんか面白い逸話ないかなとネットを巡っていたときに「結城浩は小針あき宏の流れを汲む」という文章を見つけ、何か名前聴いたことあるひとだなと思って調べたら『プログラマの数学』のひとでした。
随分前にAmazonのショッピングカートに入れた憶えがある。購入はしてないけど。
それで、著者のサイトを探したら面白そうな本を書いてるみたいなので買ってみた。

数学の本を読んでニヤニヤできるなんて驚きだ。
小針さんの本もニヤニヤできるけど、執筆中に亡くなられてるので全編というわけではない。
この本は全編だ。

変なラブコメのストーリー仕立てで数学の話題が出てくる構成で、数式をすっ飛ばして小説のみニヤニヤ楽しむこともできる。著者もそうして良いとゆってる。
けど、第5章くらいまで読んでると手を動かして計算したくてたまらなくなってしまったので、とりあえずここらで最初の章に帰って証明と確認をしようかと思います。(2008年8月11日第5章まで読了)
これ、ひとを数学好きにさせるパワーがあるよ。
まあぼくは元々嫌いじゃないんですけど。最近は暇つぶしにネサフィじゃなくて数学の問題解いてたし。
ただ、この本の特徴として、登場人物が問題を解くというスタイルで途中の式変形が詳しく書かれてるので、高校生でも数学の苦手な大学生でも、自分で解こうと思ったときにわからなくてイライラする心配がないと思います。
登場人物がありがちな失敗をしてしまったり、解が見えそうなのに行き詰まったりするのも文章に適当なリズムが生まれてイイですね。

数学おもしろ話を紹介する本は多くあるけど、なぜ面白いかを読者に理解してもらうことにこれほど積極的な一般書はなかなかないと思う。

最後に第5章に書かれた素敵な言葉を引用

みんな、好きなことをやっているだけなんだよ。スポーツもできる都宮は別格として、僕もミルカさんも運動はひどいもんだ。ミルカさんはさておき、僕は大勢の前で話すのは得意じゃない。でも、数学は好きだ。好きだからやっている。
(中略)
僕の場合は、理数系の本棚に向かう。どこの本屋に行ってもそうだ。いつも行く本屋なら、どこに理数系の本が並んでいるか覚えている。棚を見ただけで新刊を見つける。そういうこと。僕は、自分の好きなことをしているだけなんだよ。好きなことに時間を使う。好きなことに手間暇かける。誰でもそうだよね。深く、深く、考えていたい。ずっと、ずっと、思っていたい。好きってそういう気持ちでしょう?


この書は「理数系にとって最強の萌え」を目指してるそうだけど、上記の文にはそのスタンスが集約されている。
本屋の例えによって、数学を学ぶことと恋愛が「美しく結びついている」のである(笑)


なんかこんな動画もありました。

数学ガール数学ガール
(2007/06/27)
結城 浩

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