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最も危険な場所【スティーヴン・ハンター】

  • 2009/08/27(木) 11:22:46

最も危険な場所
スティーヴン・ハンター 著
公手成幸 訳
扶桑社ミステリー(2002年)

(2009年8月25日読了)
読むのは2回目。
ちょっと前にドラクエ4をやってたら「グリンガムの鞭」ってのが出てきて、「そういや、ハンターの小説でブルーガムだかグリーンガムだかって黒人差別用語が出てきたな」というのを思い出し、グリンガムという毒々しい響きの語源が気になった。
まずは小説でどういう表現がなされてたか確認の為に読み出したら、面白くて一気に読んでしまった。

実際に書かれてたのは「ブルーガム」、「歯茎の青いクロンボ」という言葉にそうルビがふられ、「あいつらの歯には毒があるから、噛まれると死ぬ」と続き、つまり「あいつらは同じ人間じゃねえ」レベルの酷い差別用語だ。

さっそく俗語にも強い英辞郎を引いてみるも、知りたい意味は見つからず。
blue gumとは一般にユーカリのことだそうだ。確かにユーカリには毒があるな。
英語版Wikipediaでもユーカリのことしか書いてない。
green gumで検索すれば、当然ロッテの例の商品がリストに並ぶ。

はてさて、こういうときはどうやって調べたらいいのだろう?

最も危険な場所〈上〉 (扶桑社ミステリー)最も危険な場所〈上〉 (扶桑社ミステリー)
(2002/05)
スティーヴン ハンター

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最も危険な場所〈下〉 (扶桑社ミステリー)最も危険な場所〈下〉 (扶桑社ミステリー)
(2002/05)
スティーヴン ハンター

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よいこの君主論【架神恭介+辰巳一世】

  • 2009/05/15(金) 21:09:22

よいこの君主論
架神恭介, 辰巳一世 著
筑摩書房(2009年)

(2009年5月15日読了)
マイミクのひとが書かれたマキャベリの『君主論』の小学生向け解説書(という名目のもの)である。
とにかく自サイトで宣伝してくれってことなんだけど、読まずにこのゴミ箱ブログに投下するのは可哀想だからちゃんと買って読んでみた。
それに、読んでない本のことをあれこれ言うのは趣味じゃないし

たろうくん「ぼく、こないだ4月にクラス替えがあったんだけど、あれからもう二ヶ月も経つのに、いまだに新しいクラスで君主として覇を唱えることができないんだ」
はなこちゃん「それは困ったわね、『配下の友達』は何人いるくらいいるの?」


と、いきなり狂った書き出しで吹き出させてくれる。
小学生が年相応の欲に振り回されながらも、他人を陥れようと権謀術数の限りをつくす様は抱腹絶倒だった。
それだけに最後の展開は意外性があって楽しめた。

とりあえず、はなこちゃんのビッチっぷりがたまんないです
この子は大物になるよ

『君主論』は未読なので、内容の正確さはわからないけど、
要点はしっかりまとめられており、「第7章 極悪非道の正しい使い方」、「第9章 籠城について」での概念はとても興味深いものだと感じた。

さて、読みながら自分がどんな小学五年生だったか思い出してみたんだけど、自分は特定の派閥と深く関わらず、フラフラしながら楽しそうなところなら結構どこでも参加するアウトローだった。
中高もそうだったし、今もそうだ。
そのせいなのか当時のクラスメートとはほとんど付き合いありません。
大学のときはサークルで少し君主的行動をとったためか、多少付き合いが残っている。
じゃあ、今の周りの人間関係は、今後もっと重要だろうから、今からでも覇を唱えようかなー

読みやすかったので一時間くらいで読み終えた。
非常に簡潔でわかりやすくまとめられていて素晴らしい。
忙しいサラリーマンや小学生にはおすすめだろう。
でも、ビブリオマニアのぼくには逆にそれが不満で、せっかく金出して買った本なのだからもっと長く楽しみたかった。
一時間780円は外で酒を飲むのに匹敵するコストパフォーマンスの悪さだ。

というわけなので、興味を持ったら下のリンクを押してAmazonで買うとよいです。
面白かったらそれでよし。
物足りなかったらみんなも他の人に売りつけてアフェリエイトで取り返しましょう。

よいこの君主論 (ちくま文庫)よいこの君主論 (ちくま文庫)
(2009/05/11)
架神 恭介辰巳 一世

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こんなクソCMもあるよ

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ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻【南房秀久】

  • 2009/02/24(火) 18:17:21

更新にだいぶ間が開いてしまった。
短文でもいいからもっと記事を増やさねば。

ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻
南房 秀久 著
2008年 角川書店

アニメ版のキャラクターが主要登場人物だけど、アニメ版で確立されたものとは微妙に口調・性格などの"キャラクター"が異なるようである。
ぶっちゃけ、アニメ版に比べて可愛く感じられない。
メディアミックス企画でこういったことはしばしばありがちだけど、キャラクターありきの作品なのだから、そこはこだわって欲しかった。

ストライクウィッチーズ  乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ 乙女ノ巻 (角川スニーカー文庫)
(2008/08/01)
島田フミカネ&Projekt K南房 秀久

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ストライクウィッチーズ【ヤマグチノボル】

  • 2008/09/08(月) 00:01:26

ストライクウィッチーズスオムスいらん子中隊シリーズ
ヤマグチ ノボル 著
島田フミカネ 原作&デザイン

(2008年9月6日読了)※第3巻まで
パンツじゃないから3冊まとめて購入も恥ずかしくないよ。

 ストライカーという未知の飛行物体の機動が、文章からありありとイメージできるというのは、著者の力量もさることながらアニメ版スタッフの頑張りのおかげではないかと思う。とりあえず1冊が薄っぺらいから簡単に読めるんだけど、アニメを見ていないひとは面白さがどれくらい減るのだろう?『紅の豚』大好きっ子なら結構ついていけるかもしれん。
 鬱展開にならないのは良いと思うけど、大戦初期を舞台にしたこのシリーズ、激戦に向かっていく中でどうやってポジティブな結末を迎えるのか気になる。



ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)ストライクウィッチーズ―スオムスいらん子中隊がんばる (角川スニーカー文庫)
(2006/09/30)
ヤマグチ ノボル島田 フミカネ

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ストライクウィッチーズ 弐ノ巻?スオムスいらん子中隊恋するストライクウィッチーズ 弐ノ巻?スオムスいらん子中隊恋する
(2007/02)
ヤマグチ ノボル島田 フミカネ

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ストライクウィッチーズ 参ノ巻  スオムスいらん子中隊はじける (角川スニーカー文庫 129-13)ストライクウィッチーズ 参ノ巻 スオムスいらん子中隊はじける (角川スニーカー文庫 129-13)
(2008/07/01)
島田フミカネ&Projekt Kヤマグチノボル

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ストライクウィッチーズ 限定版 第1巻ストライクウィッチーズ 限定版 第1巻
(2008/09/26)
福圓美里千葉紗子

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数学ガール【結城浩】

  • 2008/08/12(火) 00:23:55

数学ガール
結城 浩 著
ソフトバンククリエイティブ(2007年)

小針あき宏著『確率・統計入門』という本を同級生に見せてもらい、これが変な問題ばかりで(飲み屋からドブにはまらず家に帰り着ける確率を求めるとか)面白く、この著者についてなんか面白い逸話ないかなとネットを巡っていたときに「結城浩は小針あき宏の流れを汲む」という文章を見つけ、何か名前聴いたことあるひとだなと思って調べたら『プログラマの数学』のひとでした。
随分前にAmazonのショッピングカートに入れた憶えがある。購入はしてないけど。
それで、著者のサイトを探したら面白そうな本を書いてるみたいなので買ってみた。

数学の本を読んでニヤニヤできるなんて驚きだ。
小針さんの本もニヤニヤできるけど、執筆中に亡くなられてるので全編というわけではない。
この本は全編だ。

変なラブコメのストーリー仕立てで数学の話題が出てくる構成で、数式をすっ飛ばして小説のみニヤニヤ楽しむこともできる。著者もそうして良いとゆってる。
けど、第5章くらいまで読んでると手を動かして計算したくてたまらなくなってしまったので、とりあえずここらで最初の章に帰って証明と確認をしようかと思います。(2008年8月11日第5章まで読了)
これ、ひとを数学好きにさせるパワーがあるよ。
まあぼくは元々嫌いじゃないんですけど。最近は暇つぶしにネサフィじゃなくて数学の問題解いてたし。
ただ、この本の特徴として、登場人物が問題を解くというスタイルで途中の式変形が詳しく書かれてるので、高校生でも数学の苦手な大学生でも、自分で解こうと思ったときにわからなくてイライラする心配がないと思います。
登場人物がありがちな失敗をしてしまったり、解が見えそうなのに行き詰まったりするのも文章に適当なリズムが生まれてイイですね。

数学おもしろ話を紹介する本は多くあるけど、なぜ面白いかを読者に理解してもらうことにこれほど積極的な一般書はなかなかないと思う。

最後に第5章に書かれた素敵な言葉を引用

みんな、好きなことをやっているだけなんだよ。スポーツもできる都宮は別格として、僕もミルカさんも運動はひどいもんだ。ミルカさんはさておき、僕は大勢の前で話すのは得意じゃない。でも、数学は好きだ。好きだからやっている。
(中略)
僕の場合は、理数系の本棚に向かう。どこの本屋に行ってもそうだ。いつも行く本屋なら、どこに理数系の本が並んでいるか覚えている。棚を見ただけで新刊を見つける。そういうこと。僕は、自分の好きなことをしているだけなんだよ。好きなことに時間を使う。好きなことに手間暇かける。誰でもそうだよね。深く、深く、考えていたい。ずっと、ずっと、思っていたい。好きってそういう気持ちでしょう?


この書は「理数系にとって最強の萌え」を目指してるそうだけど、上記の文にはそのスタンスが集約されている。
本屋の例えによって、数学を学ぶことと恋愛が「美しく結びついている」のである(笑)


なんかこんな動画もありました。

数学ガール数学ガール
(2007/06/27)
結城 浩

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